「国際親善試合、日本代表3-2ブラジル代表」(14日、味の素スタジアム) 日本代表は過去2分11敗の王国・ブラジルから…

 「国際親善試合、日本代表3-2ブラジル代表」(14日、味の素スタジアム)

 日本代表は過去2分11敗の王国・ブラジルからの初勝利を目指す一戦。前半を0-2で折り返した日本が、後半2得点で同点に追いついたが、悲劇的な形で2失点に絡んだブラジルDFに注目が集まった。

 後半6分、バックパスを受けたブラジルのセンターバック、DFファブリシオ・ブルーノがまさかのパスミス。拾った南野がゴールにたたき込んで1点を返した。バランスを崩して倒れたブルーノは、ゴールの瞬間跳び上がって悔しがり、首をひねっていた。

 さらに後半16分、DFブルーノは中村のダイレクトボレーを、なんとか足を出してクリアしようとしたが、足に当たったボールはゴールへと突き刺さった。得点は中村のものとされたが、実質“オウンゴール”な内容に呆然とした表情を浮かべたブルーノに、SNSでは「ゴールとアシストがブルーノなのごめんけど面白すぎるやろwww」、「ブルーノ、キツいやろな~」、「散々だな」、「メンタルが心配」との声が寄せられた。国民から厳しい視線を注がれる国だけに、「試合後が心配。さぞ批判されるんだろうな」、「もう代表に呼ばれなさそう」との声もあった。

 試合後にはアンチェロッティ監督も「今日はいい教訓として受け止める必要がある。特に後半は学びべき点があった。チームのバランスを欠いていた。修正しないといけない。ファブリシオのミスでコントロールを失った。メンタル面で調子を落とした。今日の最大のミス。まったくよからぬ結果になった」と指摘されていた。