<国内女子ゴルフツアー:スタンレー・レディースホンダ>◇最終日◇12日◇静岡・東名CC(3285ヤード、パー36)◇賞金…
<国内女子ゴルフツアー:スタンレー・レディースホンダ>◇最終日◇12日◇静岡・東名CC(3285ヤード、パー36)◇賞金総額1億2000万円(優勝2160万円)
霧による視界不良のため、上位30人によるセカンドカットを実施、ツアー制施行の88年以降で初めての変則9ホールで争うことになった最終日は、午前11時30分、当初よりも4時間遅れで始まった。大勢のギャラリーが見守る中、第1組となった稲見萌寧、木下彩、後藤未有の3人は、そろってパー発進した。
稲見は第2打を、グリーン手前右のバンカーに入れながらも、第3打を1・5メートルに寄せてパーセーブした。木下はバーディーパットこそ決めきれなかったが、第2打をピン手前2・5メートルのチャンスにつけた。後藤は8メートルのバーディーパットを外したが、他の選手のラインを踏まないようにして、本来とは逆の左構えで、20センチからタップインパー。3人それぞれが、競技開始を待ちわびたギャラリーを沸かせた。