<国際親善試合:日本2-2パラグアイ>◇10日◇パナスタ日本代表(FIFAランキング19位)が来年6月開幕のワールドカッ…

<国際親善試合:日本2-2パラグアイ>◇10日◇パナスタ

日本代表(FIFAランキング19位)が来年6月開幕のワールドカップ(W杯)北中米大会を想定した一戦に臨み、堅守を誇るパラグアイ(同37位)と2-2で引き分けた。1-2で迎えた後半の追加タイムでは、途中出場のFW上田綺世(フェイエノールト)がクロスに頭で合わせた。土壇場で追いつき、ドローに持ち込んだ。

MF佐野海舟(マインツ)は攻守で存在感を発揮。0-1の前半26分にはFW小川航基(NECナイメヘン)へ縦パスを通し、無回転シュートをアシストした。「常に前の選択肢を見るように言われている。なるべく奪った後のことを考えてプレーするようにしていた」と、視野の広い動きに手応えを示した。

一方で2失点した守備面については「失点しそうな展開で失点してしまっている。ボランチとして状況を把握するところが、まだまだ足りない」と厳しく受け止めた。

14日には世界ランク6位のブラジルと東京・味の素スタジアムで顔を合わせる。「次が大事。継続しつつ、より成長した姿を見せないといけない。勝利に貢献したいと思っている。今日の結果だと満足はできない。もっともっとできることがあった」と気を引き締めていた。