2年連続夏甲子園に出場した金足農(秋田)の吉田大輝(たいき)投手(3年)が、東都大学リーグ1部の亜大を受験することが10…

2年連続夏甲子園に出場した金足農(秋田)の吉田大輝(たいき)投手(3年)が、東都大学リーグ1部の亜大を受験することが10日、分かった。9日締め切りのプロ野球志望届を提出せず、進路が注目されていた。

亜大の正村公弘監督(62)は大輝の兄、吉田輝星投手(24=オリックス)の「恩師」でもある。八戸学院大監督時代に金足農在学中の輝星を指導。同氏の教えで輝星は飛躍的に成長し、金足農を18年夏準Vに導いた経緯がある。

将来的にプロ入りを目指す大輝にとって、投手育成に定評があり、兄の恩師でもある正村監督のもとで野球を続けたいと考えるのは自然の流れだった。関係者によれば、現時点では亜大進学一本に絞っており、来たるべき試験に備えているという。亜大進学となれば戦国東都がさらに華やかになりそうだ。