ヴィッセル神戸は9日、神戸市内のいぶきの森球技場内に、最新鋭のトレーニング施設「Vissel Performance C…

ヴィッセル神戸は9日、神戸市内のいぶきの森球技場内に、最新鋭のトレーニング施設「Vissel Performance Center(略称VPC)」を新設すると発表した。完成は26年2月下旬、運用開始は同3月上旬の予定。

「アジアNO1クラブを目指すための戦略的拠点」とされる施設には、従来の約4倍のトレーニングスペースが用意され、この日ゴールドパートナー契約締結が発表されたジョンソンヘルステックジャパンのメインブランド「MATRIX」の最先端トレーニング機材を導入。心肺機能を高めるカーディオマシンや、筋力・パワーを強化するストレングスマシンなど多様な最新機材でのトレーニングが可能となる。

選手からより効果的なトレーニング環境が欲しいという要望を受け、クラブは国内外の施設を調査。世界水準の施設整備が重要とし、パートナーシップを結ぶアストン・ビラ(イングランド)の施設を参考にしたという。

鉄骨造2階建ての1階にトレーニングエリア、2階に戦術ミーティングなどに活用できる多目的ルームやメディア対応で利用する撮影室、スタッフが利用するオフィスなどが入る。

千布勇気社長はクラブを通じて「クラブの悲願でありますアジアNo.1に向けて、選手のトレーニング環境改善は大きな取り組みの1つです。新しくVissel Performance Centerを建設するに際し、最新鋭の機材を導入することで日本サッカーをリードするようなトレーニング施設を目指していければと考えております」とコメントを発表。新たな基地でチーム強化を図っていく。