第78回秋季東海地区高校野球大会(東海地区高校野球連盟主催)の組み合わせ抽選会が7日、名古屋市内であった。 岐阜、静岡…
第78回秋季東海地区高校野球大会(東海地区高校野球連盟主催)の組み合わせ抽選会が7日、名古屋市内であった。
岐阜、静岡、愛知、三重の各県大会上位3校の計12校が出場。18日から刈谷球場(愛知県刈谷市)と、パロマ瑞穂野球場(名古屋市瑞穂区)で熱戦が始まる。今大会の成績は、来春の選抜大会出場校を選ぶ際の判断材料となる。
岐阜勢は、大垣日大が大会連覇をねらう。
大垣日大の岩橋浩二部長は「今年も神宮球場へ行けるよう懸命に練習してきた。まずは初戦に勝ちたい」と意気込む。
中京の山下勝弘部長は「投手力と守備力が強み。最少失点に抑えて、少ないチャンスをモノにして勝ちたい」
岐阜城北の秋田和哉監督は「まるっと新しいチームでまだまだ力不足の面はあるが、粘り強さだけはしっかり持って戦いたい」と話した。
静岡勢の3校は、昨秋と同じ顔ぶれとなった。
聖隷クリストファーの加茂勇作部長は「粘り強く戦うのが持ち味。一つでも多く勝てるように、目の前の試合を大事にしたい」と話す。
掛川西の大石卓哉監督は「東海大会優勝を目標にしてきた。県大会では2試合を延長タイブレークで制し、東海大会でもそういった形に持ち込めれば自分たちの戦いができる」
常葉大菊川の石岡諒哉監督は「中京さんとは昨年も対戦させていただいた。いい投手に対し、うちの打線がどのくらい対応できるかが楽しみ」と期待を寄せた。
愛知勢はホームアドバンテージを生かし、地力を発揮できるか。
中京大中京の前畑宗慶(のりよし)部長は「一戦必勝で泥臭く戦っていきたい。上を見ずに目の前の一戦に集中したい」と話した。
豊川の長谷川裕記監督は「県大会の反省を生かして、打ち勝つチームになってほしい。一つずつ勝利を積み重ねて、優勝を狙う」
東邦の山田祐輔監督は「県大会で力をつけてきた。東海大会も一戦ごとに成長して優勝を目指す」と表情を引き締めた。
三重勢は2大会ぶりの選抜大会出場をめざす。
三重の中沢良文部長は「投手陣がいかに頑張れるかというところ。目の前の試合を全力で頑張りたい」と意気込んだ。
津田学園の佐川竜朗(たつお)監督は「今年は総合力というテーマでやっているので、チーム全員の底力を見せたい」。
津商の宮本健太朗監督は「自分のチームの力を知ることが最優先。大会は非常に良い経験なので、試合の中で成長して一つでも多く勝ちたい」と誓った。
入場料は一般700円、高校生200円、中学生以下無料。(鎌形祐花、堀内未希、辻健治)