【滋賀】秋季近畿地区高校野球県大会(県高校野球連盟主催、朝日新聞社後援)の準決勝が6日、大津市のマイネットスタジアム皇…
【滋賀】秋季近畿地区高校野球県大会(県高校野球連盟主催、朝日新聞社後援)の準決勝が6日、大津市のマイネットスタジアム皇子山であった。近江が滋賀学園を延長十回タイブレークの末に8―6で破り、2年ぶり22回目の決勝進出と、2年ぶり25回目の近畿大会出場を決めた。
近江は、4番の箕浦太士選手を中心とした打線が好調で、守備も堅かった。九回に4点差を追いつかれたが、延長十回に吉田大翼選手の適時2点三塁打などで突き放した。上田健介投手は制球に苦しんだが、140キロ超の直球を軸に8回3分の1を2失点と力投した。
試合後、箕浦選手は「滋賀県で1番になって近畿大会に乗り込む」と意気込んだ。
滋賀学園は、九回に中村陽裕選手の2点適時打などで同点に追いつく粘りを見せた。藤川倖生主将は「3位からでも近畿大会に行けるようにしっかり練習したい」と話した。
彦根東―近江の決勝、近江兄弟社―滋賀学園の3位決定戦は、いずれも11日にマイネットスタジアム皇子山で行われる。3位のチームも近畿大会に出場する。(仲程雄平)