◇米国女子下部◇エプソンツアーチャンピオンシップ 最終日(5日)◇インディアンウェルズ ゴルフリゾート(カリフォルニア州…

◇米国女子下部◇エプソンツアーチャンピオンシップ 最終日(5日)◇インディアンウェルズ ゴルフリゾート(カリフォルニア州)◇6642 yd(パー72)
下部ツアーのポイントランキング5位で来季のレギュラーツアー出場権を獲得した原英莉花は、最終戦後の表彰式に臨んだ。ツアーカードを手にしたランク1位から15位までの全選手が顔をそろえ、喜びを分かち合った。原は「卒業式の時みたいな感じがする」と笑みを浮かべた。
最終戦はカットラインに1打及ばずに今季初の予選落ちを喫し、「残念な終わり方」と悔しさをにじませた。それでも、参戦1年目の今季2戦目で6位に入るなど出場18試合で9度のトップ10入り。8月「ワイルドホースレディースゴルフクラシック」では優勝を遂げた。

1ラウンドの平均スコアはトップの「69.91」をマーク。1ラウンドあたりのバーディ以上の平均数、ボギー回避率も1位だった。「一年間、一生懸命戦った。課題をもらって帰ることになるけど、私の中ではいい年でした」と胸を張る。「気が抜けない一週間を繰り返しながら戦ってきたけど、それもまたすごく楽しかった」と清々しい表情で話した。
「芝質が結構違うところがあったりして。うまく打てない芝もあって、持ち味のアイアンショットが生かせないところがあった。ドローもフェードも、どちらも打てないといけない。アプローチのバリュエーションも増やしていきたい」

今年はエプソンツアーに出場するため、国内ツアーの単年シード権を放棄した。年内はTP(トーナメントプレーヤー)特別登録者として、年間最大8試合の主催者推薦で出場の機会をうかがう。まずは、10日(金)開幕の「スタンレーレディスホンダ」(静岡・東名CC)が次戦となる。(カリフォルニア州インディアンウェルズ/石井操)
