<BOM(ザ・バトル・オブ・ムエタイ):OUROBOROS2025大会>5日◇神奈川・横須賀アリーナ第4試合で新設された…
<BOM(ザ・バトル・オブ・ムエタイ):OUROBOROS2025大会>5日◇神奈川・横須賀アリーナ
第4試合で新設されたBOM OFG(オープンフィンガーグローブ)フェザー級(-57.15キロ)王座決定戦3分3回が行われ、ONEでも2勝1敗の成績を残している品川朝陽(23=エイワスポーツジム/WBCムエタイ世界スーパーバンタム級王者)が1回1分5秒、サイペット・ソーウィサヌポン(19=タイ)に左ボディーフックでKO勝ち。初代王者となった。
試合開始直後は互いにローの蹴り合いで様子をみていたが、朝陽がボディーフックをたたき込むと乾いた音が横須賀アリーナに響き渡り、2発目のボディーでサイペットがもん絶ダウン。立ち上がることはできず、そのまま朝陽のKO勝ちとなった。
朝陽は試合後「1発目にフックを打った時にちょっと嫌な顔をしてたんで。セコンドの中川さん(中川夏生会長)からボディもう1発その軌道でそのまま打ってみろって言われて。もう1発打ったら決まったっていう感じです。セコンドが気づいてくれて、そこを攻められたんで。短い試合になって良かったたなと思います」と笑顔を見せた。
この試合でも「品川朝陽の試合にハズレなし」を実践し「必ずKOで倒したいと思ってたので。チャンスがあればと思ってたんですけどああいう早いタイミングでチャンスが来るとは思ってなかったのでうれしかったです」と納得の様子。
今後については「BOMのOFGベルトを取れてうれしいんですけど、やっぱり最近エイワの選手がみんな参戦しているONEルンピニーがOFGムエタイで主流になってきているので。そこにエイワ全員でどんどん参加していって、いい結果を残していきたいなという気持ちがすごくあるので。次の(吉成)名高のタイトルマッチを筆頭に、ここからどんどんONEでエイワスポーツジムの選手が活躍していければいいかなと思います」と意気込んだ。