<フィギュアスケート:近畿選手権>◇5日◇木下アカデミー京都アイスアリーナ◇女子フリーショートプログラム(SP)2位の三…
<フィギュアスケート:近畿選手権>◇5日◇木下アカデミー京都アイスアリーナ◇女子フリー
ショートプログラム(SP)2位の三原舞依(26=シスメックス)が2位となった。
フリーも2位の121・96点を記録し、合計187・56点。ジャンプに回転不足や着氷の乱れがあった演技を「本当にギリギリ。反省点がたくさんありました。1つ1つチャレンジして、最後までなんとか滑りきりました」と振り返った。
前日4日のSPでは演技後半の連続3回転ジャンプが3回転ルッツ-2回転トーループとなった。この日は冒頭で3回転-3回転にすることにこだわった結果、後半のトーループを回転不足ながら着氷させた。24年12月の全日本選手権では、右足首と股関節の状態悪化でフリーを棄権。完全復活への途上であり「今日は絶対に3回転-3回転を入れたかった。曲が始まってから『どういうコースでいこうか』と考えながら、思い切って跳ぶことができました。ちょっと回転不足でしたが、まずまずの出だし。回転不足やプログラムの流れが途切れてしまっているところを反省して、練習したい。特にフリーの滑り込みをして、ショートも、フリーも完成度を上げていきたいです」と誓った。
西日本選手権(31日~11月3日、滋賀)へと駒を進め、その先に12月の全日本選手権(東京)が待つ。西日本に向けて「(目標は)200点超えです」と力強く言い切った。【松本航】