◇国内女子◇明治安田レディスゴルフトーナメント 最終日(20日)◇仙台クラシックGC (宮城)◇6642yd(パー72…

継続中の選手では最長の7年連続で優勝を手にした小祝さくら

◇国内女子◇明治安田レディスゴルフトーナメント 最終日(20日)◇仙台クラシックGC (宮城)◇6642yd(パー72)◇晴れ(無観客)

一時は首位に7人が並ぶ大混戦から、終盤16番(パー5)のチップインイーグルで優勝を力強く引き寄せた。3打差を追った小祝さくらは1イーグル5バーディ、1ボギーの「66」で回り、通算15アンダーで今季初優勝。直前の15番でボギーを喫していただけに、悪い流れを一転させる勝負の分かれ目となった。

前半7番(パー5)からの3連続バーディで優勝争いに加わると、14番(パー5)のバーディでトップに並んだ。首位に浮上しても「いつ追いつかれてもおかしくない」心境だったという。クラブハウスリーダーとして待機する間も「プレーオフは苦手なので自信なかった」。ロッカールームでクールダウンしながら後続の結果を待った。

16番(パー5)のチップイーグルが勝利の決め手に

今シーズンは、昨季年間女王の竹田麗央をはじめ山下美夢有岩井明愛岩井千怜とトップランカーたちがごっそり海外ツアーに主戦場を移した。昨季のメルセデスランキング上位5人中、国内に残ったのはランク4位の小祝のみ。「みんな活躍していてすごいなって思いながら。(国内も)ルーキーの子たちだったり、若手の勢いがすごいので『負けないように頑張らなきゃ』って、いい刺激をもらいながら」試合に臨んできた。3月「アクサレディス」の2位など、10回トップ10に入ることで焦りの気持ちはなかったが、今季17試合目でつかんだ優勝に「ホッとした感じ」と喜んだ。

7年連続での優勝は継続中の選手では最長となる。コンスタントに勝利を重ねる秘訣を聞かれると「今年は年をとったからなのか体を痛めてしまっているけど、元気にゴルフができていることだったり、連続で試合に出続けられているのが理由の一つなのかな」と話した。ボギーを喫した後も「たたいてしまったものはしょうがない」とすぐに切り替えられることもポイントという。

2週後には海外メジャー「全英」が控える

2週前の「資生堂・JAL レディスオープン」でディボット跡から打った際に右手を痛め、今週に入ってから左手首を痛めたことは懸念要素ではあるが、次週の「大東建託・いい部屋ネットレディス」(福岡・ザ・クイーンズヒルGC)を終えた後はメジャー「AIG女子オープン(全英女子)」(ウェールズ・ロイヤルポースコール)に向けて渡英する。セントアンドリュースで開催された昨年大会の2日目に、「78」と大たたきして予選落ちしたリベンジを果たしたい。

国内ツアーも、メルセデスランキング2位に浮上してシーズン後半戦に折り返す。「残り半分ぐらいの試合が残っているここから、(国内)メジャー優勝などを目標に頑張りたい」と目線を上げた。(宮城県富谷市/石井操)

イーグルを獲った16番ではキャディの「入れ!」という大声の方にびっくりした