◇女子メジャー第4戦◇アムンディ エビアン選手権 初日(10日)◇エビアンリゾートGC(フランス)◇6504yd(パー…

渋野日向子は5オーバー113位と出遅れた

◇女子メジャー第4戦◇アムンディ エビアン選手権 初日(10日)◇エビアンリゾートGC(フランス)◇6504yd(パー71)

渋野日向子が5オーバー113位と大きく出遅れた。「76」は4度目の出場となるエビアンで2022年大会2日目の「77」に次ぎ、23年最終日と並ぶ自己ワースト2番目の数字だった。

午前7時12分と早朝のスタートに向けた練習場から、ショットはつかまらない傾向が出ていた。スタートの10番でティショットを深い右ラフに入れ、グリーン手前から寄せきれずボギーが先行。12番では1Wショットが大きく右に出て暫定球を打った。結果的に右ラフに残っていたボールからナイスパーを拾った直後に3連続ボギーをたたき、明らかに心は波立っていた。

13番からの3連続ボギーで一気に雰囲気が重くなった

16番(パー3)でショートアイアンの一撃を手前ピンの根元に落とし、1m弱に絡めるバーディ。「あれは良かった」と言いつつ、モヤモヤが晴れない。「流れ的に、なんであのショットが打てたか分からない。かろうじて、あれだけ当たったなって感覚だった」。確かに手に残ったはずの好フィーリングも、3Wを握った続く17番のティショットで消えてしまえば、声のトーンは上がらない。

難度16番目の18番(パー5)も左ラフから刻んでの3打目勝負で獲れず、折り返して1番でダブルボギー。最後まで重苦しい流れを振り払えなかった。「ドライバーが曲がり散らかしていた」と表現したように、フェアウェイキープ率46.15%(6/13)はフィールド106位。「練習場はちょっとつかまらない感じで、最初の方はそのミスが多かった。後半からは左、左というのが続いてしまった。右に行きたくなかったからだと思うんですけど、ちょっとあまりにもひどいんで。どうしようかなって感じです」。心なしか声が震えていた。

悪くないパッティングをスコアメークに生かしたい

5大メジャーの中では伸ばし合いになる傾向が強い大会。「マイヤーLPGAクラシック」、「KPMG全米女子プロ選手権」、ダブルス戦「ダウ選手権」と6月中旬から続く予選落ちを食い止めるためには、午後組の2日目で大幅な巻き返しを求められる。「ショットにかなり不安がある。そうですね、何とかしたいと思います」。自らに言い聞かせるような最後のフレーズに、少し力が戻った。(フランス・エビアン/亀山泰宏)