「モーターボート大賞・G2」(6日、児島) 1号艇の渡辺和将(35)=岡山・103期・A1=がイン逃走で1着。地元でG…

 「モーターボート大賞・G2」(6日、児島)

 1号艇の渡辺和将(35)=岡山・103期・A1=がイン逃走で1着。地元でG2初制覇を達成して優勝賞金500万円と、SG・クラシック(2026年3月24~29日・蒲郡)の出場権を獲得した。2着は前原大道(岡山)、3着には沢田尚也(滋賀)が入った。

 3周2Mを回った瞬間、渡辺の全身に熱いものが込み上げた。「うれしかったですね。人気を背負うのも分かっていたし、ここだけはと」と達成感をにじませた。通算33回目の優勝は地元でのG2初制覇。これで2年連続となるSG・クラシック出場権も手にした。

 進入は枠なり3対3。「ここ一番でしっかり仕掛けられた」とインからコンマ05のトップSを放った。1Mを鋭く回ると、一気の逃走態勢。F休み明けでシリーズを通して慎重さは保ったが、勝負どころは逃さなかった。

 2節後にはSG・オーシャンカップ(22~27日・徳山)も控えている。最高の流れをつかみ「いろいろいい方向に行くと思います」と自信をのぞかせた。「(賞金ランク)ベスト18を目指して頑張りたい」と目標を見据えた。