<明治安田J1:川崎F2-1鹿島>◇第23節◇5日◇U等々力鹿島アントラーズが川崎フロンターレに1-2で逆転負けを喫し、…

<明治安田J1:川崎F2-1鹿島>◇第23節◇5日◇U等々力

鹿島アントラーズが川崎フロンターレに1-2で逆転負けを喫し、3連敗で首位から陥落した。

鬼木達監督は「J1リーグで戦っている以上、首位で戦い続けたいと思っている。プロスポーツで注目のある中で選手をみてほしいのがある。そこが落ちたのは残念」と悔しい胸の内を明かした。

序盤から相手の勢いに押されたが、先手を取る。同25分、MF松村優太(24)がロングパスに抜けだし、ゴール前まで進入してクロスを上げると、エースFWレオセアラ(30)が詰めて先制。敵地で1歩リードした。

攻守に締まった試合を展開する中、前半終了間際に追いつかれる。セットプレーから押し込まれた。

1-1で前半を折り返すと、後半13分に自陣でのミスをきっかけにショートカウンターを浴びて逆転を許した。その後、反撃を狙うも思うような試合を展開できず、敗れた。

昨季まで川崎Fを率いた鬼木監督にとっては、思い入れの強い元本拠地で手痛い敗戦。「いろいろな部分、攻撃も守備も球際、気迫で力負けかなと思っています。自分も含めてもっともっと強気でやらないといけない。簡単に失点しないところ、勝ちにこだわるところをもう1回見つめ直さないといけない試合だった」。

今季2度目の3連敗で第12節以来の首位転落。4位まで後退し「まだまだ力をつけなきゃいけないチーム。それは選手であり自分自身も。これに一喜一憂することなく、今はやり続けるしかない」と前を向いた。

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