<東京女子プロレス:横浜大会「SUMMER SUN PRINCESS25まで待てない!」>◇5日◇神奈川・横浜ラジアント…
<東京女子プロレス:横浜大会「SUMMER SUN PRINCESS’25まで待てない!」>◇5日◇神奈川・横浜ラジアントホール
8日の新宿FACE大会をもって引退することが決まっている長谷川美子(38)が、最後の大会を王者として迎えられることになった!?
長谷川はこの日の横浜大会・第4試合タッグマッチに鳥喰かやと組んで出場。HIMAWARI&第1750代アイアンマンヘビーメタル級王者リアラと対戦した。
今大会前に高木三四郎を襲撃してアイアンマンヘビーメタル級王座を強奪したリアラはエプロンで長谷川にシャンパンを飲ませようとするなどキャバ嬢らしい攻撃を繰り出した。しかし長谷川もそれに屈せず、逆にシャンパンをリアラに飲ませて反撃。さらに終盤には長谷川が走り込んできたリアラをかわしてドロップキックを放ち、最後は執念のマフラーホールドで捕獲。リアラからギブアップとアイアンマン王座を奪取した。
“卒業試合”を王者として迎えられることになった長谷川は「イェーイ! アイアンマンのベルト、取りました! ということは次、私、引退の試合なんですけど(ベルトを)取られなければ、入場でシングルのベルトを持って入場できます! ありがとう!」と喜んだ。
アイアンマンヘビーメタル級王座は24時間ルールを採用しており、いつでもどこでも公式戦などの試合形式を問わず、レフェリーによる王者への敗北判定さえあれば王座が移動する過酷なルールが採用されている。そのため長谷川も8日の最終戦まで、自宅であっても一瞬たりとも気を抜けない日々を過ごすことになる。
長谷川は「これで願いはかないました。まあ、引退試合まで守らなければいけないですけどね。最後まで絶対守りきりたいと思います」と気を引き締めた。