競泳女子200メートルバタフライで23年世界選手権5位入賞、24年パリ五輪(オリンピック)代表の三井愛梨(21)が、米カ…
競泳女子200メートルバタフライで23年世界選手権5位入賞、24年パリ五輪(オリンピック)代表の三井愛梨(21)が、米カリフォルニア大バークレー校(UCバークレー)で強化を進めることになった。3日、マネジメント会社が留学を発表。法政大は休学する。
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◆カリフォルニア大バークレー校 1868年創立。米公立大学の最高峰として知られ、英タイムズ・ハイアー・エデュケーションの25年世界大学ランキング8位。数多くのノーベル賞受賞者や、米大統領などを輩出。アップルの共同設立者スティーブ・ウォズニアック氏(74)やソフトバンクグループの孫正義会長兼社長(67)、元国連難民高等弁務官で19年に92歳で亡くなった緒方貞子さんらも卒業した。
スポーツも全米大学体育協会(NCAA)で各競技が好成績を収める。競泳では24年秋、千葉・東邦大東邦高を卒業した岡留大和が進学した。米男子ツアー通算6勝のコリン・モリカワ(28=米国)は卒業後の19年にプロ転向した。
◆三井愛梨(みつい・あいり)2004年(平16)6月12日、神奈川県生まれ。幼少期から新体操に取り組み、体力づくりのために始めた水泳で頭角を示す。横浜サクラを拠点とし、23年日本選手権女子200メートルバタフライで初優勝。自国開催となった同年の世界選手権(福岡)で5位入賞。24年パリ五輪は準決勝敗退。五輪後はオーストラリアへ短期留学。神奈川・桐蔭学園高-法政大。身長163センチ。