投球は初回18球を投げて2奪三振無安打無失点【MLB】ドジャース 13ー7 ナショナルズ(日本時間23日・ロサンゼルス)…

投球は初回18球を投げて2奪三振無安打無失点

【MLB】ドジャース 13ー7 ナショナルズ(日本時間23日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は22日(日本時間23日)、本拠地のナショナルズ戦に「1番・投手」で投打同時出場し、8回の第5打席で8試合ぶりの26号2ランを放った。投球では1回2奪三振無失点。投打同時出場した試合で本塁打を放つのは復帰後初めてだ。4打数2安打5打点で打率.291。チームは13得点で大勝。4カード連続の勝ち越しを決めた。

 久々のアーチで試合を決めた。8点リードの8回1死二塁、右腕ルトリッジの外角フォーシームを逆らわずに打ち返した。打球は左翼フェンス付近へ。ボールは本塁打をキャッチしようとしたファンのグラブでグラウンドに戻ってきたが、ビデオ判定で二塁打から本塁打に覆った。8試合ぶりの一発に、本拠地は大盛り上がりだった。

 リアル二刀流弾は通算13本目で、エンゼルス時代の2023年8月23日(同24日)のレッズ戦以来669日ぶりだ。6月は4本目の本塁打で、日米通算300号本塁打(NPB48本、MLB251本)に王手をかけた。

 リーグの本塁打王争いではトップで並んでいたエウヘニオ・スアレス(ダイヤモンドバックス)を突き放した。両リーグトップのカル・ローリー(マリナーズ)には5本差に。アーロン・ジャッジ(ヤンキース)とは1本差。シーズン53発ペースだ。

 バットでは初回先頭、3回2死二塁と2打席連続で空振り三振。6回無死一塁は四球を選んだ。7回満塁機で走者一掃の3点三塁打を放った。マルチ安打は6試合ぶり今季25度目だ。

 投球では初回、遊撃・ベッツの落球で走者を出したが、ガルシアJr.をスイーパーで復帰後初の空振り三振。暴投で得点圏に走者を置いた2死二塁ではロウをカットボールで空振り三振に仕留めた。復帰2戦目は1回18球(ストライク12球)を投げ、2奪三振無四球、無安打無失点だった。

 前回16日(同17日)の本拠地・パドレス戦で663日ぶりに投手復帰し、1回2安打1失点だった。最速100.2マイル(約161.3キロ)を記録。バットでは2本の適時打を放ち、自らの失点を取り返した。中5日を空けての登板。

 復帰2戦目も1イニングのみだったが、登板日では自己最多5打点の大暴れ。二刀流で13得点の大勝へ導いた。(Full-Count編集部)