「準備万端のよう」なカーショーの横に… 19日(日本時間20日)にドジャースタジアムで行われたドジャース-パドレス戦は、…

「準備万端のよう」なカーショーの横に…

 19日(日本時間20日)にドジャースタジアムで行われたドジャース-パドレス戦は、9回にフェルナンド・タティスJr.外野手の死球を機に両軍指揮官が激怒。退場処分となり、警告試合となった。さらに大谷翔平投手が死球を受けると、ドジャースベンチも殺気立った。そんな中、“虚無”の表情を見せていた大砲にファンも注目している。

 9回裏に大谷に打席が回ると、カウント3-0からロベルト・スアレス投手の99.8マイル(約160キロ)直球が右肩甲骨付近に直撃。スアレスは即退場処分となり、不穏な空気が流れた。しかし大谷はドジャースベンチに向かってなだめるようなジェスチャーを取り、自身の無事をアピールするとともに事態の沈静化を図っていた。

 大谷が死球を受けると、真っ先に動いたのがクレイトン・カーショー投手だった。翌20日(同21日)のナショナルズ戦で先発が決まっているにもかかわらず、ベンチから身を乗り出し、パドレス側に対して怒りの声を発していた。米スポーツ局「ESPN」のオールデン・ゴンザレス記者が自身のX(旧ツイッター)で「カーショー、準備万端のようだ」と紹介するなど、中継映像などでも確認できる。

 怒る左腕が注目を浴びる中、真横にいた選手も同時に話題を呼んだ。マイケル・コンフォート外野手だ。“臨戦態勢”のにカーショーに対し、コンフォートはベンチの柵に手をかけ、じっと戦況を見つめていただけ。対照的な2人に「虚無w」「コンフォートw」「まじでジワる」「別のこと考えてる?笑」「心ここにあらず……」「死球より自分のことで精一杯だもんな」「このシーンでコンフォートがクローズアップされてるの面白いw」などとファンも様々な反応を寄せた。

 今季からドジャースに加入したコンフォートは高い期待を受けながらも、まさかの打撃不振。1年1700万ドル(約24億8000万円)の契約に応えているとは言い難く、先発投手が右腕だったこの日は先発を外れていた。翌20日(同21日)には久しぶりの先発で4打数無安打だったが、守備ではチームを救う好守を披露。あとは打率.165、OPS.571の打撃が上向くことに期待したい。(Full-Count編集部)