16歳の怪物が日本代表入りを目指す。バスケットボール男子の白谷柱誠（しらたに・ちゅそん）ジャック（福岡大大濠高）が15日…
16歳の怪物が日本代表入りを目指す。バスケットボール男子の白谷柱誠（しらたに・ちゅそん）ジャック（福岡大大濠高）が15日、都内で若手の代表候補選手が集うディベロップメントキャンプに最年少で参加。中央アフリカ人の父と日本人の母のもとに生まれた高校1年生は「自分がどこまでできるか試したい」と決意を示した。
一躍脚光を浴びたのは、今年1月の全国U15選手権大会準決勝。身長194センチ、体重92キロの体格を生かして大会1試合最多の54得点をたたき出した。
活躍が代表スタッフらの目に留まり、今月11日発表のアジアカップ（8月、サウジアラビア）代表候補42人に選出。トム・ホーバス監督にも「まだ体ができていないと思ったが、本当に強い」とフィジカル面を評価されている。
白谷も「リバウンドに絡む力は負けていない」と体格を生かしたプレーに自信を見せた。初の代表入りへ「八村（塁）選手や渡辺（雄太）選手のように万能型の選手になりたい。オールラウンダー性を発揮できれば」と意気込んだ。
◆白谷柱誠ジャック 2009年（平21）4月29日生まれ、三重・津市出身。小3で競技を始め、三重・四日市メリノール学院中で全国中学校大会3連覇。U18アジアカップ日本代表に史上最年少で選出。将来の夢は米プロNBA。194センチ、92キロ。
