<国内女子ゴルフツアー:宮里藍サントリー・レディース>◇最終日◇15日◇兵庫・六甲国際GC(6558ヤード、パー72)◇…

<国内女子ゴルフツアー:宮里藍サントリー・レディース>◇最終日◇15日◇兵庫・六甲国際GC(6558ヤード、パー72)◇賞金総額1億5000万円(優勝2700万円)◇曇り、気温25・2度、西南西の風6メートル

首位から出た高橋彩華(さやか、26=フリー)が、3バーディー、1ボギーの70で回り、通算16アンダーの272で22年4月のフジサンケイ・レディース以来、約3年ぶりのツアー通算2勝目を飾った。

前半3番パー3でチップインバーディーを決めるなど、順調にスコアを伸ばした。初日は6位、2日目は4位、3日目で首位と順位を上げ、この日はトップを死守した。

岡山絵里や最終組で回った河本結や佐久間朱莉らを抑えた。昨年のこの大会は、優勝争いしながら6位に終わっていた。

新潟市出身で98年度生まれの高橋は、渋野日向子らと「黄金世代」と呼ばれる1人。

この優勝で7月31日開幕の海外メジャー、全英女子オープンの2度目となる出場権を獲得。18年7月にプロテストに合格。20年全米女子オープンで11位、22年全英女子オープンで予選落ちの経験を経て、海外で現在の実力を試す。

◆全英女子オープン(7月31日開幕、ウェールズ)の出場権 今大会の優勝、2位の2人がまず出場権を獲得。さらに大会終了後のメルセデス・ランキング上位3人の最大計5人が切符を手にする。