<RIZIN:ランドマーク11札幌大会>◇14日◇北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナセミファイナル(第14試合)…

<RIZIN:ランドマーク11札幌大会>◇14日◇北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ

セミファイナル(第14試合)のライト級(-71キロ)MMA5分3回で、堀江圭功(30=ALLIANCE)が1回4分40秒、パウンド連打で西川大和(22=西川道場)にTKOで勝利。判定で敗れた昨年2月ルイス・グスタボ戦以来の再起戦を白星で飾った。

1回開始直後、西川の蹴りを冷静につかんだ堀江がテイクダウンに成功。そのままトップポジションをキープすると、上から強烈なパウンドを落とした。さらに馬乗りの状態からヒジ、パンチの連打を浴びせ、動きを止めた西川を見てレフェリーが試合をストップ。堀江が何もさせず圧巻のTKO勝ちを収めた。

堀江は昨年2月のRIZIN佐賀大会でグスタボと対戦し、判定0-3で惜敗。その試合中に、それ以前にも骨折したことがある右手の同じ部分を再び亀裂骨折。同6月には練習中にまた右手を負傷。7月には今後の負傷リスクを減らすために右手の手術を決断し、今回の試合まで約1年4カ月の実戦ブランクがあった。それでもケガした右手でちゅうちょなく西川を殴り続け、空白を感じさせない見事な復帰劇を演じた。