バスケットボール男子で、昨夏のパリ五輪代表の富永啓生(24)が12日、都内で取材に応じた。来季からは、将来的なNBA入…
バスケットボール男子で、昨夏のパリ五輪代表の富永啓生(24)が12日、都内で取材に応じた。来季からは、将来的なNBA入りを目標にBリーグの北海道でプレーする。「めちゃめちゃ楽しみ。オフェンスもディフェンスも1、2段階レベルアップできたらNBAに近づけると思う。オフェンスだけじゃないところ見せる必要がある。身長もあるので、プレーメークもしないといけない。成長できたら」と意気込みを語った。
高校卒業後から米国に渡り、ネブラスカ大では得意の3点シュートを武器に主力として活躍。昨季は米プロNBA下部のGリーグのマッドアンツに所属した。約6年間の本場でのプレーを「つらい経験もあったけど、全て含めていい経験ができた。大学はシステム的にチームでやるバスケ、でもGリーグはみんなNBAに行きたい気持ちが強くなるから、(プレーの質の)違いはあったのかなと思う」と振り返った。
この日は、都内の丸の内ピカデリーで行われた「NBAファイナルパブリックビューイングin東京」にゲスト出演。映画館の大画面でサンダーとペーサーズの頂上決戦を観戦した。接戦を制して116-107でペイサーズが勝利し、通算2勝1敗。富永は「目指している場所。ペーサーズがチームの力で(点差を)突き放して勝っていた印象がある。見ていておもしろかった」と刺激を受けていた。