女子7人制ラグビーの国内最高峰シリーズ「太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2025」の開幕会見が11日、都内で行われた。…

女子7人制ラグビーの国内最高峰シリーズ「太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2025」の開幕会見が11日、都内で行われた。

出場12チームのうち、4チーム6選手らが出席。3連覇がかかる、ながとブルーエンジェルスの平野優芽(25)は「プレッシャーはあるが、みんなで打ち勝って、最後チャンピオンになれたら」と誓った。

14年に女子の全国的な普及拡大や競技力向上を目的に設立された大会は、11回目を迎えた。今季は6月21~22日の熊谷大会で開幕。第2戦北九州大会(7月20~21日)、第3戦花園大会(8月2~3日)を実施する。

今大会から順位決定方法が変更され、8月17日にグランドファイナル札幌大会(大和ハウスプレミストドーム)が開催される。第3戦までのポイント合計上位8チームが出場し、トーナメント方式で総合王者を決定する。

日本ラグビー協会の浅見敬子副会長は「ドームで女子ラグビーの国内大会はやったことがない。新しいチャレンジ。我々は違うステージを見ている。環境が変わったのは大きな意義がある」と意気込んだ。

1回目から特別協賛を務める太陽生命の池田久幸取締役常務執行役員は「回を重ね、女子ラグビーの競技人口、参加チームが増えてきた。この大会を目標に多くの選手が鍛錬を積み、日本の女子ラグビーの強化につながったらうれしい」と願いを込めた。

女子7人制日本代表「サクラセブンズ」は着実に力を上げている。21年東京五輪で12チーム中最下位の12位と苦しんだが、24年パリ五輪で過去最高9位と躍進。今年は世界最高峰シリーズの「HSBC SVNS2025」に臨み、過去最高の総合5位となった。