【MLB】ガーディアンズ—ドジャース(5月27日・日本時間28日/クリーブランド)【映像】目で追うだけ…?“固まる”敵地…

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【MLB】ガーディアンズ—ドジャース(5月27日・日本時間28日/クリーブランド)

【映像】目で追うだけ…?“固まる”敵地ファン

 ドジャースの大谷翔平投手がガーディアンズ戦に「1番・DH」でスタメン出場。4回の第3打席で逆方向へ今季20号2ランを叩き込み、敵地を静寂に包んだ。

 2-0とドジャースが2点リードの4回、2死一塁で大谷が3打席目を迎えた。先発バイビーの投じた初球、外角寄りのカットボールを逆らわずにレフト方向へ。打球は高く上がり、一見すると打ち損じのフライにも見えたが、そのまま伸び続け、レフト後方の5.8メートルもある巨大なフェンスを軽々と越え、スタンドに突き刺さった。

 レフトスタンド奥の観客たちも、最初はフライと思ったのか反応がなく、打球がフェンスを越えた瞬間も立ち上がるファンはほぼ皆無で、ただ呆然とその軌道を見つめるばかり。まるで球場の時間が一瞬止まったかのような光景だった。

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 中継の視聴者からも「フライかと思ったわw」「あれで入るのかよ…」「みんななんで入るんだ?って思ってそう」「なんでや、並みならレフトフライやん」など、驚きと混乱が入り混じった声が相次いだ。

 この20号はエンゼルス時代の2023年6月12日(同13日)に記録した自己最速記録を17日も早く更新。メジャー全体でも今季最速での大台到達となった。

 ドジャースベンチが歓喜に沸く一方、スタンドには“なぜ今のがホームランに…?”という空気が漂っていた。この一撃に、敵地クリープランドのファンは言葉も出なかったに違いない。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)