<大相撲五月場所>東京・両国国技館 【映像】力士が見せた「横綱級」の美しいお辞儀 大関・大の里(二所ノ関)が横綱昇進を決…
<大相撲五月場所>東京・両国国技館
大関・大の里(二所ノ関)が横綱昇進を決定づける自身4度目の幕内優勝を飾った大相撲五月場所は、じつに8年ぶりとなる日本出身横綱の誕生にファンが歓喜し、大いに盛り上がった。そんな五月場所では、ファンを熱狂させる取組だけではなく、ファンを和ませる力士の所作も散見された。中でも、きょう正式に第75代横綱・大の里が誕生したが、場所中には「おじぎ界の横綱」と所作を称賛された力士の存在が注目を集めた。
注目を集めたのは幕下二十二枚目・魁勝(浅香山)。ともに3敗同士の幕下二十六枚目・對馬洋(境川)と対決した十二日目の取組では、押し出しで見事に勝利。勝った魁勝は3勝目を挙げ、敗れた對馬洋は今場所負け越しとなる4敗目を喫した。
取組後、勝ち名乗りを受けた魁勝は花道を下がる際、両手をピシッと揃えて土俵に正対。深々としたお辞儀を披露。礼儀作法がおろそかにされることも少なくないなか、30歳のベテラン・魁勝が見せた丁寧な所作に、ファンからは「おじぎ界の横綱」「素晴らしいお辞儀」「ペッコリ90度」「いい礼選手権があったら優勝」「丁寧な礼だ」と称賛の声が相次いで寄せられた。
なお美しいおじぎで注目を集めた魁勝、対戦相手の對馬洋ともに3勝4敗で今場所を終えている。(ABEMA/大相撲チャンネル)