<大相撲五月場所>◇千秋楽◇25日◇東京・両国国技館【映像】元若乃花を笑わせた力士の“奇策”「実際の様子」 前頭八枚目・…
<大相撲五月場所>◇千秋楽◇25日◇東京・両国国技館
前頭八枚目・金峰山(木瀬)が、前頭十六枚目・嘉陽(中村)を突き出しで下した一番では、土俵上での嘉陽の予想の斜め上をいく“奇策”に、元横綱・若乃花の花田虎上氏が笑ってしまう一コマがあった。
初顔合わせとなった金峰山と嘉陽。立ち合い当たっていった両力士だが、次の瞬間、嘉陽は後退りし、金峰山との間合いを取った。しかし引きの相撲を見せた嘉陽に対し、金峰山は前へ、前へと出ていき、最後は突き出した。金峰山は10勝5敗、嘉陽は7勝8敗と負け越しで今場所を終えた。
この取組を受け、ABEMA解説の花田氏は「(嘉陽は)間合いをあけましたよ。前に出るっていうのはわかるんですけど、後ろに下がりましたからね。私もちょっとびっくりしました」と嘉陽の奇策に本音をこぼすと、実況を務めた田中大貴アナウンサーも「なかなか見ない展開ではありました」と伝えた。
続けて花田氏は「相撲の基本から言うと自分から下がるのは良くない」とした上で、「後ろに下がって、何か、かわいいですよ」と笑いながら嘉陽のどこかチャーミングな動きについて言及。
この取組を見守っていたファンも「バックステップ嘉陽」「かわいいね!」「後退りwww」「ちゃんとすり足しててすこ」と嘉陽の動きに注目していたようだった。
(ABEMA/大相撲チャンネル)