◇国内メジャー初戦◇日本プロゴルフ選手権大会 事前情報◇三甲ゴルフ倶楽部 谷汲C(岐阜)◇7337yd(パー72)1926年にスタートした日本最古のプロゴルフ競技が22日(木)に開幕する。ジャンボこと尾崎将司が最多6度の優勝を誇る伝統の一…

昨年大会を制した杉浦悠太

◇国内メジャー初戦◇日本プロゴルフ選手権大会 事前情報◇三甲ゴルフ倶楽部 谷汲C(岐阜)◇7337yd(パー72)

1926年にスタートした日本最古のプロゴルフ競技が22日(木)に開幕する。ジャンボこと尾崎将司が最多6度の優勝を誇る伝統の一戦で、5月開催は谷口徹が国内メジャー最年長優勝(50歳92日)を遂げた2018年以来6大会ぶり。国内男子ツアーの今季メジャー初戦として、144人が賞金総額1億5000万円(優勝3000万円)をかけて争う。

三甲ゴルフ倶楽部 谷汲Cが舞台となるのは、近藤智弘が初優勝した2006年以来19年ぶり。同じ岐阜県にある富士カントリー可児Cで行われた前年は杉浦悠太が大会初出場でプロ初優勝を飾った。開幕3日前には1日36ホールの予選会で初メジャーとなる6月「全米オープン」行きを決めたばかり。23歳の若さでタフな日程を乗り切り、マッチプレー時代も含めて史上9人目の大会連覇を目指す。

杉浦と最後まで優勝を争った蝉川は、出場した2大会とも2位で終えている。2月の米下部ツアーで肋骨を疲労骨折し、3週前に復帰してから2試合は60位→予選落ちと状態を上げていこうとしている段階。オープンウィークを挟み、相性のいい大会で力を発揮できるか。

ここまでのシーズン4試合で前週「関西オープン」の金子駆大を含めて3人の初優勝者が誕生。賞金王の金谷拓実と2位の平田憲聖が海外に主戦場を移す中、昨季賞金ランキングでトップ10に入った選手の優勝がまだない。昨年「日本オープン」に続いて2つ目の日本タイトルを狙う今平周吾、2019年大会覇者の石川遼らも序盤から年間レースの主導権争いに加わっていきたい。

36ホールを終えて60位タイまでが週末の決勝ラウンドに進む。20日に予選ラウンドの組み合わせが発表され、杉浦は生源寺龍憲堀川未来夢、石川は宮里優作谷原秀人のペアリングとなった。

<主な出場予定選手>
杉浦悠太浅地洋佑池田勇太石川遼稲森佑貴今平周吾岩崎亜久竜岩田寛金子駆大河本力木下稜介小西たかのり近藤智弘生源寺龍憲蝉川泰果谷口徹谷原秀人手嶋多一ショーン・ノリス比嘉一貴堀川未来夢宮里優作米澤蓮