1番パー4(505yd)右ドッグレッグのパー4で2025年のメジャー第2戦が開幕。ティショットは左サイドのフェアウェイバンカーをまず避けたい。入り口の狭いグリーンの両サイドに深いバンカーが口を開ける。前回当地で行われた2017年大会から距…
1番パー4(505yd)

右ドッグレッグのパー4で2025年のメジャー第2戦が開幕。ティショットは左サイドのフェアウェイバンカーをまず避けたい。入り口の狭いグリーンの両サイドに深いバンカーが口を開ける。前回当地で行われた2017年大会から距離は19yd短くなっても難度は高そう。
2番パー4(452yd)

スタートホールの右ドッグレッグの直後に左ドッグレッグ。第1打を左サイドから右に下るフェアウェイに置けるかがカギ。2打目でグリーンを狙うためにもまずは280yd以上の距離を出さなくてはならない。グリーンは奥と左からの下り傾斜が強い。
3番パー4(483yd)

開始2ホールでドッグレッグが続いた後のストレートホール。またしてもロングドライブが求められる。フェアウェイ右サイドのバンカーは深い。3つのバンカーに囲まれた、前後の段差のある砲台気味のグリーンを確実にとらえたい。
4番パー3(184yd)

2017年大会の前に新設されたパー3。美しい松林の景観で、風の読みが難しい。起伏の大きいグリーン前方を囲む3つバンカーはどれも深く、第1打はキャリーでのせたい。オーバーさせたとき、奥からのアプローチは厄介になる。
5番パー4(449yd)

右ドッグレッグホールのランディングエリアには、2つの大きなフェアウェイバンカーが待ち構える。細長いグリーンを守る右手前のバンカーが大きく、2打目をどこから打つかがカギ。グリーンは傾斜も強いため慎重なアプローチ、パッティングが求められる。
6番パー3(249yd)

4つのパー3のうち最も距離が長い。打ち下ろしとはいえ、ほとんどの選手がロングアイアン、ユーティリティ、ウッドでのティショットになりそう。バンカーを避けながら右手前から攻めるのが定石か。グリーンは奥から手前に急激下る傾斜が繊細なタッチを要求する。
7番パー5(546yd)

距離が最も短いパー5。選手はバーディはもちろん、イーグルも視野に入れる。右サイドに流れるクリークを警戒し、ティショットで狭いフェアウェイをとらえられるかが最初のキーポイント。2打目は高い球で攻めたい。グリーンの右に見える豪邸にも注目。
8番パー4(346yd)

346ydと短いパー4。ティのポジションや風次第で果敢に1オンを狙う選手もいる。砲台気味のグリーンの右手前に深く、大きなバンカーを避けて左サイドから攻めたいが、背の高い1本の木が簡単にはそうさせてくれない。グリーンは奥から手前に下っている。
9番パー4(530yd)

アウトコースの締めくくりは飛距離が求められる難所。左ドッグレッグのためドローボールのイメージがわきやすい。第2打はグリーンの手前、両サイドにある大きなバンカーを避けたい。グリーンのアンジュレーションがやや複雑。
10番パー5(592yd)

18ホールのうち最も距離があるが、セカンドショットはやや打ち下ろしになるため、2オンのチャンスがあるパー5。左サイドのフェアウェイバンカーを300ydドライブで越えスコアを伸ばしたい。グリーンの傾斜は奥から手前、右から左に激しく下る。
11番パー4(462yd)

左ドッグレッグのカーブ内側にある2つのフェアウェイバンカーに注意。2打目はつま先上がりになるケースが多く、グリーンの左でも口を開けるバンカーに入りそうなアングル。グリーンは中央部分が高く、ピン位置とショットによってパットの難度が大きく上下する。
12番パー4(456yd)

両サイドに木々が生い茂る美しいホール。右打ちの選手にはティショットでフェードボールが要求される。狭いフェアウェイから段差の大きなグリーンに対し、ピンに近いエリアへの確実なショットが求められる。パーは決して悪くないスコアのはず。
13番パー3(205yd)

周辺がせりあがっており、芝生のスタジアムのようなパー3。左手前のバンカーを避けながら確実にグリーンを捕らえてバーディを狙いたい。ティショットの距離が短いと右手前の刈込みにボールは集まる。打ち上げのアプローチは厄介だ。
14番パー4(344yd)

1オンが狙える打ち下ろしのパー4。レイアップする場合も左サイドの池とバンカーを強く警戒したい。フェアウェイが右から池に向かって下っているため、強いドローボールは危険だ。右サイドのバンカーに入ると、池に向かって打つ距離のあるショットを強いられる。
15番パー5(577yd)

3つあるパー5の最後でなんとしてもバーディを奪いたいのは、続く16番からの3ホールが難所だから。左ドッグレッグのため、第1打で選んだ打ち出しのラインが2打目を大きく左右する。傾斜の大きいグリーンを外しても、アプローチで耐えて終盤を迎えたい。
16番パー4(529yd)

PGAツアー開催コースで「連続する3ホール」の難度で常に上位に入るのが、この16番以降の上がり3ホール。クエイルホロークラブ名物の「グリーンマイル」だ。左サイドの池を警戒しながら第1打で距離を稼ぎ、傾斜地から、池に突き出たグリーンをキャッチする。
17番パー3(223yd)

アイランドグリーンのように見えるロケーションが恐怖心をあおる。グリーン中央から池に向かって下る傾斜だから大変だ。ティショットで必死に逃げて右サイドのエリアにこぼすと、上って下る、つまり池に向って打つアプローチを強いられる。
18番パー4(494yd)

左サイドを延々と伸びるクリークを警戒するあまり、右サイドに曲げるのは設計者の思うつぼ。フェアウェイバンカーにも気をつけたい。グリーンは中央を尾根が横切り、段を構成。フォローか、アゲンストか。風向きもタイトルの行方を左右する。