東京都青梅市長淵3丁目の市営長淵水泳場跡に4月27日、スケートボードやBMX(自転車競技の一種)などが楽しめる「青梅エクストリームスポーツパーク」がオープンした。プールを再利用した同様のスポーツパークは珍しいという。 広さは約800平方メ…
東京都青梅市長淵3丁目の市営長淵水泳場跡に4月27日、スケートボードやBMX(自転車競技の一種)などが楽しめる「青梅エクストリームスポーツパーク」がオープンした。プールを再利用した同様のスポーツパークは珍しいという。
広さは約800平方メートル。長さ25メートル、深さ1メートルほどのプールの形状を生かし、ジャンプのターン時などに使われる「クオーターランプ」も設置。さまざまな技が楽しめるという。
同水泳場は利用者の減少などを理由に、2011年に閉鎖された。だが、近年のスケートボード人気を背景に、20年から地元のスケートボード愛好家らに試験的に貸し出すなどしていた。常設化を求める声があり、市が約4700万円をかけて施設の修理や備品の購入など、整備を進めてきた。
市の担当者は「プールのコンクリート面を生かしたので、最初から造るより低コストで完成させられたと思う。新しいスポーツの振興になれば」と話している。(森治文)