「マスターズチャンピオン・プレミアムG1」(25日、桐生) 地元からただ一人参戦している江口晃生(60)=群馬・54期・A1=が、3着条件の勝負駆けとなった5Rで2コースから3着に粘って予選16位での準優進出を決めた。それでも「1周2コー…

 「マスターズチャンピオン・プレミアムG1」(25日、桐生)

 地元からただ一人参戦している江口晃生(60)=群馬・54期・A1=が、3着条件の勝負駆けとなった5Rで2コースから3着に粘って予選16位での準優進出を決めた。それでも「1周2コーナーは(展開に)助けてもらった。助かりました。1コーナーを回ったときに足もそうだし、全然駄目だったので終わったと思った」と薄氷のレースを振り返った。

 初日こそ連勝したが、2日目から調整に苦戦した。レース後は「全然駄目だった。出足もそうだし、(ピット)離れも飛ばなかった。これは違うなと思った。準優は、(ピット)離れで飛ぶように。そういう気持ちで」とペラを大幅に叩き直した。

 準優勝戦9Rは6号艇で登場する。「(連勝した)初日のペラの格好をよく思い出して、その方向で行かない。今節は2コースじゃ駄目。できればインを取りたいけど相手もいるから。Sは行きたくないけど行くしかない。最後は気合です。最後の手段。奥の手の気合だよ」と優出に意欲を燃やした。