川崎フロンターレMF伊藤達哉(27)が13日、神奈川・川崎市内で次節ヴィッセル神戸戦(16日、ノエスタ)に向けて調整し、元チームメートの酒井高徳(34)との対戦を心待ちにした。伊藤は、酒井とドイツのハンブルガーSV時代に約2年半ともにプレー…
川崎フロンターレMF伊藤達哉(27)が13日、神奈川・川崎市内で次節ヴィッセル神戸戦(16日、ノエスタ)に向けて調整し、元チームメートの酒井高徳(34)との対戦を心待ちにした。
伊藤は、酒井とドイツのハンブルガーSV時代に約2年半ともにプレーした。
「毎日毎日一緒にいたんで、何がプロか、みたいなものをドイツで教えてもらった。ピッチ外のところでもよくしてもらった。自分が最初にプロ入って出会った先輩が高徳くんでよかったなとほんと思いますし、楽しみ」
自動車運転免許がない時は、酒井が練習場まで送迎してくれた。オフの日もカフェなどで同じ時を過ごした。酒井の移籍が決まり、家を売り払った際にはともに住んだこともあったという。今回も試合前に連絡を取った。「高徳くんがケガをしていたので、間に合わないのかなと思って『ちょっとお茶でも行きましょう』みたいに言おうとしたら、間に合うらしいので、ちょっとお茶とかやめておこうと、そんな感じです」と隙を見せるつもりはない。
自身は右サイドを務めることが多く、右サイドバックの酒井とマッチアップする機会は少ないかも知れない。「そもそも別に川崎Fと神戸の試合なんで、僕と高徳くんの別に試合でもないんで、チームとして勝てたらいいなと思ってます」と勝利のために全てをささげる。【佐藤成】