ケニアサッカー連盟(FKF)は27日、ケニア代表選手の八百長疑惑についての調査を始めることを発表した。 八百長行為が疑われていうのはケニア代表GKパトリック・マタシ。ケニア・プレミアリーグのカカメガ・ホームボーイズでプレーしている。 ケニア…

ケニアサッカー連盟(FKF)は27日、ケニア代表選手の八百長疑惑についての調査を始めることを発表した。

八百長行為が疑われていうのはケニア代表GKパトリック・マタシ。ケニア・プレミアリーグのカカメガ・ホームボーイズでプレーしている。

ケニア代表として30試合に出場しているマタシは、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アフリカ予選でもプレーしている。

そんな中、FKFによれば、SNS上に投稿された映像が問題視。試合結果に関して、マタシが別の人物と妥協的な議論をしているものが確認されたという。

FKFは「試合操作の可能性を示唆する動画の流布により懸念が高まったことを受け、GKのパトリック・マタシを全てのイベントや大会から90日間暫定的に出場停止とした」と発表。国際サッカー連盟(FIFA)やアフリカサッカー連盟(CAF)などとも協力するとし、「FKFは、FIFA、CAF、その他関係当局と協力し、この件に関する正式な調査を開始した。FKFはサッカーの誠実さを維持し、関係者全員にとって公正で透明なプロセスの確保に向けて引き続き尽力する」とした。

イギリス『BBC』はマタシが所属するカカメガ・ホームボーイズにコンタクト。クラブのクレオファス・シマニュラ会長は「マタシは八百長については何も知らないと伝えてきた」と語った。

「私は彼と話をした。彼もビデオで見たものに衝撃を受けており、八百長については知らないと私に言った」

「過去にも、監督と八百長をした当クラブの選手に関する八百長を報告しており、FIFAから処罰が下されていた」

現時点では暫定措置が取られている状況だが、果たしてどういった結果が出るのだろうか。