3月28日(現地時間27日、日付は以下同)。インディアナ・ペイサーズは、敵地キャピタルワン・アリーナでワシントン・ウィザーズ…

 3月28日(現地時間27日、日付は以下同)。インディアナ・ペイサーズは、敵地キャピタルワン・アリーナでワシントン・ウィザーズ戦に臨んだ。27日のロサンゼルス・レイカーズ戦をホームのゲインブリッジ・フィールドハウスでブザービーターの末に119-120で惜敗していたチームは、第1クォーターから45得点の爆発を見せた。

 その後もペイサーズは面白いようにショットを決めていき、ウィザーズに一度もリードを許さずに162-109で完勝。チーム全体でフィールドゴール成功率64.1パーセント(59/92)、3ポイントシュート成功率57.4パーセント(27/47)、フリースロー成功率89.5パーセント(17/19)をマーク。


 ゲームハイの29得点に6アシストを残したタイリース・ハリバートンを筆頭に、この試合でペイサーズはマイルズ・ターナー(17得点5リバウンド)やジャレス・ウォーカー(16得点5リバウンド5アシスト)、オビ・トッピン(15得点4アシスト)など計9選手が2ケタ得点を挙げる猛攻を見せた。

 43勝30敗でイースタン・カンファレンス4位を堅持したペイサーズにとって、ウィザーズ戦で奪った162得点はフランチャイズ史上最多かつ今シーズンのリーグベスト。さらに48アシストは今シーズンのNBA最多で、27本の3ポイント成功でも球団新記録を樹立した。

 しかも、48分間のレギュレーション(延長なしの12分間×4クォーター)で162得点は、2008年3月17日にデンバー・ナゲッツがシアトル・スーパーソニックス(現オクラホマシティ・サンダー)相手に奪った168得点以来、約17年ぶりの大量得点となった。

 2シーズン連続のプレーオフ進出を目指すペイサーズは、30日のサンダー戦を含めて残り9試合が組まれている。

【動画】大量162得点を奪ったペイサーズの好プレー集!