NTTジャパンラグビー リーグワン2024-25ディビジョン1 第13節(交流戦)2025年3月30日(日)13:05 クラサスドーム大分(旧レゾナックドーム) (大分県)横浜キヤノンイーグルス v…
NTTジャパンラグビー リーグワン2024-25
ディビジョン1 第13節(交流戦)
2025年3月30日(日)13:05 クラサスドーム大分(旧レゾナックドーム) (大分県)
横浜キヤノンイーグルス vs トヨタヴェルブリッツ
横浜キヤノンイーグルス(D1 カンファレンスA)
横浜キヤノンイーグルスの南友紀選手。地元・九州での試合に先発メンバーとして出場する
2連敗からの巻き返しを誓う横浜キヤノンイーグルス(以下、横浜E)は今節、セカンダリーホストエリアの大分県でトヨタヴェルブリッツ(以下、トヨタV)とのホストゲームを戦う。今季唯一の大分開催は、クラサスドーム大分(旧レゾナックドーム)で3月30日(日)13:05にキックオフのホーンが鳴る。
福岡県出身の南友紀にとって、今節は地元・九州でのホストゲーム。1番を背負い、プロップで先発出場する南の晴れ舞台を、大分出身の父を筆頭とした親族も観戦に訪れる予定だという。
悲願のチャンピオンへ。今季新加入の南は頂点を目指す横浜Eの一員となったが、ここまではなかなかチームの結果が伴わず、もどかしいシーズンを過ごしてきた。ただ外からではうかがい知れなかった横浜Eのチームとしての強みを思うと、なかなかチームに貢献できていない自分の力不足を含め、現状の結果が歯がゆくて仕方がない。それでも、南はイーグルスの力を信じている。
「イーグルスのチームとしての強みは、メンバーやライザーズ(ノンメンバーの総称)、フォワード陣やバックス陣といったチーム内での立ち位置やポジションに関係なく、チームのために、一人ひとりが自分の仕事を徹底して全うできること。シーズンも終盤に差し掛かってきましたが、何かを変えるとか、新しいことをやるのではなく、今までやってきた自分たちのラグビーを信じて貫くだけです」
イーグルス流の“アタッキング・ラグビー”を実践することが、チームの勝利につながる。そう信じている南が、トヨタV戦で自身に課している役割は。「自分に求められているセットピースやディフェンスの役割を徹底して全うすること。それに尽きると思います」
なお、嶋田直人の存在が横浜E移籍の決め手の一つとなった南にとって、すでに今季限りでの現役引退を表明しているフランカーと過ごせる時間も限られてきた。試合後も練習後もディフェンスのレビューを共有している先輩へ恩返しするためにも、「一つでも多くの勝利を一緒に味わいたい」と心に誓う南は、「まずはトヨタV戦に勝ちたい」と勝利への強い意欲を示した。
(郡司聡)