元メジャーリーガーで日本球界のレジェンド・松坂大輔は28日、自身のX(@matsu_dice)を更新した。同日には、母校の横浜高校(神奈川)がセンバツ高校野球・準決勝で健大高崎高校(群馬)と対戦し、5-1で勝利。松坂は「ナイスゲーム」と“後輩”たちの決勝進出を喜んだ。

松坂は投稿を続けて「9回の阿部くんのプレー、あれは大きかったな」と、阿部葉太のチームを救った好守に言及。「点差があったとはいえ、あれが頭を越されてたらイヤな展開に繋がってたかも」と解説した。

現在、松坂はスポーツキャスターとして活動し、母校の試合はアメリカからライブ配信で観戦した模様。試合後に行われた準決勝・第2試合の結果にも触れ、「智弁和歌山との決勝戦も楽しみですね!おやすみなさい!」と綴った。

後輩たちを気にかけ、結果・活躍を追う松坂。その兄貴っぷりは、SNSでの発信に留まらない。

スポーツブルが配信する特別番組『センバツ高校野球出場校、横浜高校に密着!』によると、松坂は弟の恭平を通じ、現役選手たちにセンバツ出場記念として『パーカー』を贈ったようだ。先輩の期待を受け、後輩たちは19年ぶりの決勝進出を果たした。

その智弁和歌山は、こちらも日本球界のレジェンド・イチローの教えを継承する。2020年12月、“名門”のナインはイチローから3日間指導を受けた。当時の選手たちはもういないが、逸話が受け継がれているという。

イチローが残した合言葉は「ちゃんとやってよ」。智弁和歌山は、その言葉を胸に7年ぶりのファイナルへ勝ち進んだ。松坂とイチローの“代理対決”とも言える一戦。試合は30日に甲子園球場で行われる。