選抜高校野球大会は28日、阪神甲子園球場で準決勝があり、浦和実(埼玉)は智弁和歌山に0―5で敗れ、センバツ初出場校として16年ぶりの決勝進出はならなかった。 浦和実はエース左腕の石戸颯汰投手が5失点で完投した。準々決勝までの3試合で…

選抜高校野球大会は28日、阪神甲子園球場で準決勝があり、浦和実(埼玉)は智弁和歌山に0―5で敗れ、センバツ初出場校として16年ぶりの決勝進出はならなかった。
浦和実はエース左腕の石戸颯汰投手が5失点で完投した。準々決勝までの3試合で計18回を無失点に抑えていたが、一回に今大会初失点し、勝利を呼び込めなかった。
石戸投手の試合後の主な談話は次の通り。
浦和実・石戸颯汰
前半に点を取られてしまい、そのままの流れで行ってしまったというか、全体的に流れがずっと悪かったのかなと思います。調子はそこまで悪くなかったのですが、やはり少し甘いところに入るだけで打たれたのが反省点です。
<一回に今大会初失点>
始まりは良かったと思いますが、一回(の先頭打者)に二塁打を打たれてから慌ててしまって、2番に死球を与えてしまいました。1番打者を出塁させたらまずいと昨日から思っていたので、焦りがありました。(失点しても)気持ちの切り替えはできたと思います。
<初出場で4強入り。甲子園で学んだことは>
トップレベルの高校と対戦して、自分は球速がないので、甘く入ったら打たれることを学びました。
<夏に向けて>
智弁和歌山さんのような打力が素晴らしいチームにも、自分が投げて勝てるような投手になって(甲子園に)帰ってきたいです。