◆プロボクシング▽IBF世界フライ級(50・8キロ以下)タイトルマッチ12回戦 アンヘル・アヤラ―矢吹正道(29日・愛知県国際展示場) IBF世界フライ級タイトルマッチの前日計量が28日、名古屋市内のホテルで行われ、IBF世界ライトフライ級…

◆プロボクシング▽IBF世界フライ級(50・8キロ以下)タイトルマッチ12回戦 アンヘル・アヤラ―矢吹正道(29日・愛知県国際展示場)

 IBF世界フライ級タイトルマッチの前日計量が28日、名古屋市内のホテルで行われ、IBF世界ライトフライ級(48・9キロ以下)王者でもある矢吹正道(LUSH緑)は50・8キロで一発クリアした。24歳の王者アンヘル・アヤラ(メキシコ)は600グラムアンダーの50・2キロでパスした。

 矢吹は昨年10月12日に愛知県国際展示場で王者シベナティ・ノンシンガ(南アフリカ)を9回TKOで下し、IBF世界ライトフライ級王座を獲得。減量苦もあり、フライ級に進出した。ライトフライ級王座を保持したまま、IBFフライ級王者・アヤラに挑戦。勝てば、日本人初の2階級同時制覇となる。会見では「2階級制覇はあとからついてくる。勝つのがまず目標。1ラウンドからおもしろい展開になると思う。KO決着になる。楽しみにしていてください」と意気込んだ。

 戦績はアヤラが18戦18勝(8KO)。矢吹が21戦17勝(16KO)4敗。