◆フィギュアスケート 世界選手権第2日(27日、米ボストン) ペアのフリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位から出た三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)は143・22点、合計219・79点で2年ぶり2度目の優勝を決めた。ジャンプの着氷…
◆フィギュアスケート 世界選手権第2日(27日、米ボストン)
ペアのフリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位から出た三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)は143・22点、合計219・79点で2年ぶり2度目の優勝を決めた。ジャンプの着氷で細かなミスが出たが、大崩れはしなかった。フリーは2位ながら、銀メダルのドイツペアに0・71点差という接戦を制し、逃げ切った。
今大会は来年2月に控えるミラノ・コルティナ冬季五輪の予選を兼ね、日本は同種目の五輪出場枠を一つ獲得した。世界王座奪還は五輪での金メダルに向け、弾みをつける形となった。木原は記者会見で「今シーズンは、あまり楽しむということが初戦からできていなかったので、来シーズンはしっかり初戦から楽しんでいく。私たちらしいスタイルを初戦から出していけるようにしていきたいなと思っています」と意気込んだ。
また「私たちはあと、スロー(ジャンプ)が得意なんですが、今シーズン少しはめきれない場面が多かったので、またコーチとしっかり話し合って、来シーズンに向けて動いていきたいなと思っています」と早くも次なるステージへ目を向けていた。