「ドジャース-タイガース」(27日、ロサンゼルス) 大谷翔平投手が「1番・指名打者」で出場し、4-3の七回の第4打席で3番手右腕ハ二フィーに対し、フルカウントから外寄り154キロシンカーを逆方向へはじき返して2号ソロを放った。19日の東京…
「ドジャース-タイガース」(27日、ロサンゼルス)
大谷翔平投手が「1番・指名打者」で出場し、4-3の七回の第4打席で3番手右腕ハ二フィーに対し、フルカウントから外寄り154キロシンカーを逆方向へはじき返して2号ソロを放った。19日の東京開幕シリーズ第2戦に続く、2試合連発。三回の右前打と合わせてマルチ安打を記録した。
初回の打席は昨季サイ・ヤング賞の左腕スクバルと対決。注目の初回の打席は、初球、甘く入った158キロ直球を打ったが、ボールの上を叩き、ボテボテの一ゴロに倒れた。
チームは二回にエドマンの2号ソロで先制。大谷は三回2死走者なしの打席で右前打を放ち、対スクバル連続無安打打席を7で止めると、2番ベッツの投手強襲安打で一気に三塁へ。滑り込んだ際にはわずかにバランスを崩し、左手を突く場面もあった。
先発スネルが逆転を許した直後の五回1死一塁の打席は二ゴロ。カウント2-2から内角に食い込む159・6キロシンカーを詰まらせて二塁封殺となり、走者が入れ替わる。ベッツの四球で二塁に進むと、3番T・ヘルナンデスが甘く入った初球を逃さず、中越え2号3ランを放って逆転に成功した。
昨季のワールドチャンピオン、ドジャースは本拠地開幕2試合限定のゴールドユニホームでプレーした。金色の文字をドジャーブルーで縁取るデザインの特別仕様。昨季MVP&二冠の大谷が王者にふさわしい打撃でチームを勢いづけた。
この日の大谷は愛犬デコピンとともに球場入り。試合開始2時間前にはフィールドでキャッチボール。29日に1カ月ぶりのブルペン投球練習を決まっており、投手復帰に向けて二刀流調整を行った。