日本代表MF田中碧が所属するリーズ・ユナイテッドは、2025-26シーズンのチケット価格を発表。12年ぶりに値上げすることを発表した。 チャンピオンシップ(イングランド2部)を戦うリーズは、勝ち点でシェフィールド・ユナイテッドと並ぶものの、…

日本代表MF田中碧が所属するリーズ・ユナイテッドは、2025-26シーズンのチケット価格を発表。12年ぶりに値上げすることを発表した。

チャンピオンシップ(イングランド2部)を戦うリーズは、勝ち点でシェフィールド・ユナイテッドと並ぶものの、現在1位に位置している。

プレミアリーグ昇格の可能性も現実的となっている中、2025-26シーズンのチケットについて大人の料金は434.01ポンド(約8万5000円)から、494.96ポンド(約9万6500円)に値上げするとのこと。プレミアリーグに昇格しても、チャンピオンシップに残留しても変わらないという。

今シーズンは1試合あたり18.87ポンド(約3700円)だが、来シーズンはプレミアリーグに昇格した場合は26.05ポンド(約5000円)、チャンピオンシップの場合は21.52ポンド(約4200円)となる。

今回の値上げ発表に対し、リーズのサポーターズトラストは声明を発表。

「本日の発表に先立ち、クラブが我々と直接交渉してくれたことは認めますが、彼らがフィードバックを取り下げたにもかかわらず、何の対応もしなかったことは残念であり、我々が望んでいた結果ではありません」

「クラブの運営コストが毎年増加していることは承知していますが、スポンサー、テレビ放映権、試合当日のホスピタリティからの収入が増加しているため、この追加収入がファンの価格上昇を相殺できると期待していました」

「試合当日のチケット価格が上昇すると、一部の家族にとって観戦に手が出なくなる恐れがあり、試合の雰囲気が損なわれ、クラブの将来の世代のファンが危険にさらされる可能性があります」

ファミリーでの観戦が難しくなったほか、11歳未満の価格区分を廃止し、16歳未満に包括的に変更したこともあり、より難しさが増すとしている。