第97回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟・毎日新聞社主催、朝日新聞社後援)で8強入りした広島商の選手らは27日、広島市中区の同校に戻り、卒業生や学校関係者に甲子園の報告をした。報告会で選手たちは春の悔しさを胸に、さらなる成長を誓った。 …
第97回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟・毎日新聞社主催、朝日新聞社後援)で8強入りした広島商の選手らは27日、広島市中区の同校に戻り、卒業生や学校関係者に甲子園の報告をした。報告会で選手たちは春の悔しさを胸に、さらなる成長を誓った。
選手たちのバスが学校に到着すると、メンバーに選ばれなかった野球部員らが拍手で迎えた。西村銀士主将(3年)は「全国優勝という目標は達成できなかったが、夏に向けて良い課題がでた。日々の練習で課題をつぶし、夏にまた甲子園の舞台に立ち、全国制覇したい」と語った。荒谷忠勝監督も「選手はよく頑張ってくれた。今回の課題を生かし、夏も頑張ります」と述べた。
夏の広島大会まで100日となったこの日、報告を済ませた選手たちは荷物を片付けると、さっそく筋力トレーニングを始めた。
荒谷監督は選手らに「今のままではいけないと痛感したと思うが、どのチームも『まだまだだ』と思っている。具体的に何をすべきなのか考えて、実行しなければいけない」と発破をかけた。(遠藤花)