第55回高松宮記念はGI馬3頭を含み、昨年同レース1、2着馬、昨秋スプリンターズS1~4着馬が集結。豪華メンバーが揃ったが、過去10年、馬券内30頭のうち10頭が6番人気以下と伏兵の台頭は多い。本記事では「穴馬をアナライズ(分析)する」をテ…

第55回高松宮記念はGI馬3頭を含み、昨年同レース1、2着馬、昨秋スプリンターズS1~4着馬が集結。豪華メンバーが揃ったが、過去10年、馬券内30頭のうち10頭が6番人気以下と伏兵の台頭は多い。

本記事では「穴馬をアナライズ(分析)する」をテーマに穴馬候補をピックアップ。ここでは「ウイングレイテスト」を取り上げる。

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■ウイングレイテスト

過去10年、前走・オーシャンS組は【1.1.4.52】と相性が悪く、このうち1着馬は【0.0.0.9】。馬券内に入った6頭は2着以下だった馬であり、うち5頭が関東馬だった。

この事実からわかるのは、中4週のオーシャンS経由では、勝ちにこだわらず輸送の負荷がない関東馬なら、決してノーチャンスではないということだ。

オーシャンSは帰厩後にフレグモーネで稽古を緩めた期間あり。開幕週で隊列どおりの着順となったレースだが、仕上がり途上で止まらない前2頭を捕らえきれずの3着なら上々。前走が「八分のデキ」と辛口だった鞍上・松岡が、今回は良化をアピールしている点からも上昇が見込めそうだ。

スプリンターズSは大外発走から超ハイペースを2番手追走で撃沈、阪神Cは荒れ馬場に脚を取られた。函館スプリントSではサトノレーヴより2キロ重い59.0キロで0秒2差の2着とトップクラスに肉薄の地力はある。メンバー的に例年よりペースが緩みそうなここで「前」を狙うなら、この馬だ。

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