【WRC】第3戦 ラリー・ケニア(日本時間3月20〜23日)【映像】ラリー車“大破”の決定的瞬間 アフリカの大地を舞台に開催され、多くのドライバーがアクシデントに見舞われた「ラリー・ケニア」において、ヒョンデのアドリアン・フルモーが派手にマ…

【WRC】第3戦 ラリー・ケニア(日本時間3月20〜23日)

【映像】ラリー車“大破”の決定的瞬間

 アフリカの大地を舞台に開催され、多くのドライバーがアクシデントに見舞われた「ラリー・ケニア」において、ヒョンデのアドリアン・フルモーが派手にマシンを壊してデイリタイアする一幕があった。

 「ラリー・ケニア」は長い歴史を持つグラベル(未舗装路)ラリーで、コースのほとんどは見通しの良い草原が広がっている。路面上には「フェシュフェシュ」と呼ばれるパウダー上の砂に覆われているが、よく見ると大きな石も多く転がっており、これがパンクやクラッシュの原因となってしまう。

 競技2日目デイ2のSS7では、フルモーのマシンがコース上の段差を乗り越えた後に、そのままコース外へマシンを停車するシーンが見られた。解説者のピエール北川氏は「右側のフロントサスペンションを壊してしまって、タイヤが“あっち向いた”状態になってしまいましたね。これでレース続行不可能(リタイア)になってしまいました」と言及。

 車内映像を見ると、フルモーはマシンを止めた時点で苦笑いをしており、すぐさま車外に出てあらぬ方向にひん曲がった右フロントタイヤを見るなり両手を上げて嘆いており、これはもう走行不可能だと悟ったようだ。

 この派手な故障シーンに対し、視聴者からは、「道ぼっこぼこやなぁ」「右前が」「もはやパリダカ」「もうキャタピラ付けさせろ」「フルモー絶不調やな」「あの砂を乗り越えようとしたら中に岩でも隠れてたのかな?」「フルモー呪われてるね」といった、慰労や同情の声が集まった。

(ABEMA『WRC 世界ラリー選手権 2025』/(C)WRC)