プロボクシングのWBAは26日(日本時間27日)、WBA世界バンタム級王者の堤聖也(角海老宝石)と暫定王者アントニオ・バルガス(米国)に対し、王座統一戦を指令したことを発表した。両陣営に正式に通知し、交渉期間は3月25日(同26日)から4…
プロボクシングのWBAは26日(日本時間27日)、WBA世界バンタム級王者の堤聖也(角海老宝石)と暫定王者アントニオ・バルガス(米国)に対し、王座統一戦を指令したことを発表した。両陣営に正式に通知し、交渉期間は3月25日(同26日)から4月25日(同26日)まで。期限内に対戦が合意に達しない場合は入札となる。
WBAは、堤が世界王座を獲得した日から120日以内に指名試合を行わなければならないと説明。堤は昨年10月13日に東京・有明アリーナで井上拓真(大橋)に挑戦し、12回判定勝ちで王座を獲得。120日の期限を迎えたことから、バルガスとの対戦に向けて交渉に入る必要があるとしている。
堤は今年2月24日、東京・有明アリーナで同級4位・比嘉大吾(志成)と対戦し、ダウンの応酬となる激闘の末に引き分け、初防衛に成功した。
バルガスは昨年12月13日(同14日)に行われた暫定王座決定戦でウィンストン・ゲレーロ(ニカラグア)を10回TKOで下し、暫定王座を獲得。堤は同月の取材で、バルガスとの団体内統一戦について、「決まったらやっつけます」と話していた。
戦績は、堤が15戦12勝(8KO)3分け、バルガスが20戦19勝(11KO)1敗。