球団副社長「ワクワクに包まれた雰囲気になることを期待」 ドジャースは26日(日本時間27日)、日本の大手旅行会社「JTB」とスポンサー契約を結んだと発表した。複数年契約で、日本人観光客を対象とした特典ツアーなども計画されている。 日本での開…
球団副社長「ワクワクに包まれた雰囲気になることを期待」
ドジャースは26日(日本時間27日)、日本の大手旅行会社「JTB」とスポンサー契約を結んだと発表した。複数年契約で、日本人観光客を対象とした特典ツアーなども計画されている。
日本での開幕シリーズを終えても“フィーバー”は止まらない。ドジャースが新たに「JTB」と複数年のスポンサー契約を結んだ。発表内容には「より多くの日本人ファンがドジャースの試合に来場できるよう、JTBは旅行やホスピタリティ(の知識)を活用し、チームとタイアップを行う」と記されている。
主なタイアップ内容としては日本語でのスタジアムツアーや、JTBのゲスト(ツアー参加者)として入場開始1時間前に入場。ホテルからスタジアムまでの送迎などが計画されているようだ。JTBは2024年1月にMLBとスポンサー契約を締結し、アジアで唯一のツアーとホスピタリティを実施する企業になったと紹介されている。
球団のロン・ローゼン副社長兼最高マーケティング責任者は「ドジャースはJTBと複数年のパートナーシップ契約を締結ことが出来、嬉しく思います。タイアップしたことにより、私たちの友人が日本やその他の場所からドジャースタジアムへ来場され、ワクワクに包まれた雰囲気になることを期待しています。そして、私たちはまたワールドシリーズ制覇に向け歩みだすことになりますが、(参加されるファンを)歓迎したいと思います」とコメントしている。
ドジャースは、この発表からの約30分後に半導体産業などを展開する日本企業「東京エレクトロン」との契約も発表。こちらも複数年契約で、日本企業とのスポンサー締結は、この日で異例となる2件目のリリースとなった。同社はドジャース関係のプロモーション活動を担当。さらに今季は大谷翔平投手をはじめ、選手のボブルヘッドのスポンサーを務めるという。
チームは2023年12月、大谷翔平投手と10年総額7億ドル(当時1014億円)の契約を締結。その後は「ANA」「TOYO TIRE」「興和」「大創産業」「日本管材センター」「コーセー」「木下グループ」「THK」「ヤクルト」「築地銀だこ」など、数々の日系企業とスポンサー契約を結んだ。さらに今年に入っても「伊藤園」、「二階堂酒造」ともパートナーシップ契約。さらに今月12日(同13日)には「Hakkaisan 八海醸造株式会社グループ」と2年のパートナーシップ契約を結んだと発表されたばかりだった。(Full-Count編集部)