3月26日、大井競馬場で行われた交流G2・京浜盃(ダ1700m)は、JRAのナチュラルライズが6馬身差の圧勝。断然の1番人気に応えた。2番人気に推されていた同じくJRAのハッピーマンは8着に敗れた。1着 ナチュラルライズ伊藤圭三調教師「能…
3月26日、大井競馬場で行われた交流G2・京浜盃(ダ1700m)は、JRAのナチュラルライズが6馬身差の圧勝。断然の1番人気に応えた。2番人気に推されていた同じくJRAのハッピーマンは8着に敗れた。
1着 ナチュラルライズ
伊藤圭三調教師
「能力があるのは十分認識していたのですが、前回の川崎のG1戦で負けてしまって、道中もリズム良く走れない競馬だったので、悔しい思いをしました。立て直して、今日は右回りで良い走りが出来たと思う。右回りの方が数段良い走りが出来る印象。ジョッキーも上手くコンタクトを取ってくれて、返し馬の時から落ち着いていた。1コーナーも前めの良いポジションでスムーズな追走が出来ていました。4コーナーも射程に入れて飛び出すという理想的な競馬をしたと思う。前走は良いフォームで走れていなかったので、フォームの改善をした。なるべく頭を上げず真っ直ぐ走れるように矯正した。まだまだ伸びしろがある馬。(馬の魅力は)賢い馬。我慢するところでは我慢するし、走りたい時はめちゃくちゃ走るし、馬力がありすぎるので調教が大変なところもあるが、そこをうまくコントロールしやすいように管理していきたい。(次走の予定は)レース終わったばかりなので何とも言えないが、羽田盃・ダービーを見据えてオーナーと相談していきます。ナチュラルライズを応援頂きありがとうございました。もっと強くなる馬だと思うし、強くなれるよう努力していきますので、今後も応援よろしくお願いいたします」
レース結果、詳細は下記のとおり。
3月26日、大井競馬場で行われた11R・京浜盃(Jpn2・3歳・ダ1700m)は、横山武史騎乗の1番人気、ナチュラルライズ(牡3・美浦・伊藤圭三)が快勝した。6馬身差の2着に6番人気のリコースパロー(牡3・大井・荒山勝徳)、3着に3番人気のナイトオブファイア(牡3・大井・渡邉和雄)が入った。勝ちタイムは1:45.5(良)。
2番人気で坂井瑠星騎乗、ハッピーマン(牡3・栗東・寺島良)は、8着敗退。
【京浜盃】横山武「右回り良かった」ナチュラルライズが6馬身差圧勝
キズナ産駒

単勝1.9倍、横山武史騎乗の1番人気、ナチュラルライズが嬉しい交流重賞初制覇を飾った。羽田盃前哨戦のこのレースで圧巻の走りを見せた。直線では押し切りを図ったリコースパローに並びかけて楽々とパスしていくとそのまま独走態勢に。やや荒削りな走りだったが、後続に6馬身差をつける走りで、右回りで能力の高さを発揮した。前走の全日本2歳優駿ではレース後に横山武史騎手が「現状は左回りは合わないかも」とコメントしており、それを裏付けるような快勝だった。
ナチュラルライズ 4戦3勝
(牡3・美浦・伊藤圭三)
父:キズナ
母:レディマドンナ
母父:Distorted Humor
馬主:吉岡寛行
生産者:グランド牧場
【全着順】
1着 ナチュラルライズ 横山武史
2着 リコースパロー 御神本訓史
3着 ナイトオブファイア 矢野貴之
4着 ソルジャーフィルド 小野楓馬
5着 アメージング 田辺裕信
6着 ウィルオレオール 石川倭
7着 シビックドリーム 安藤洋一
8着 ハッピーマン 坂井瑠星
9着 フレンドローマ 吉原寛人
10着 ページェント 友森翔太
11着 カセノタイガー 桑村真明
12着 プレミアムハンド 笹川翼
13着 オンリーユーズド 江里口裕輝
14着 バブリングストーン 石川駿介