◆フィギュアスケート 世界選手権第1日(26日、米ボストン) 26年ミラノ・コルティナ冬季五輪の国・地域別出場枠がかかる世界選手権が開幕。女子ショートプログラム(SP)が行われ、昨季はこの大会7位の千葉百音(木下アカデミー)が73・44点で…
◆フィギュアスケート 世界選手権第1日(26日、米ボストン)
26年ミラノ・コルティナ冬季五輪の国・地域別出場枠がかかる世界選手権が開幕。女子ショートプログラム(SP)が行われ、昨季はこの大会7位の千葉百音(木下アカデミー)が73・44点で2位。日本勢最高位で28日(日本時間29日)のフリーに進んだ。
千葉は冒頭に3回転のルッツ―トウループの連続ジャンプを降りると、続くダブルアクセルも着氷。最後の3回転フリップとジャンプ3本をそろえ、演技後は右手を突き上げた。「心の底からボストンで滑れて楽しいなという感情を持って、その上で集中してノーミスが出来たのがよかった」と充実の表情。昨季SP13位と出遅れた雪辱も果たした。
各国地域の上位2人の合計順位が「13」以内なら、最大3枠を確保できる五輪枠。千葉は「勝負はフリー」と表情を引き締める。1日空いての調整となる中「まずしっかりと体を休めて、練習通りの力を発揮できるように。コンディションを整える日にしたい」と語った。