元U-21イングランド代表監督のエイディ・ブースロイド氏(54)がパーキンソン病と診断されたことを明かした。 現役時代にマンスフィールド・タウンなどでプレーしたブースロイド氏は27歳で現役を引退。現役最後のクラブとなったピーターバラ・ユナイ…
元U-21イングランド代表監督のエイディ・ブースロイド氏(54)がパーキンソン病と診断されたことを明かした。
現役時代にマンスフィールド・タウンなどでプレーしたブースロイド氏は27歳で現役を引退。現役最後のクラブとなったピーターバラ・ユナイテッドのアカデミーで指導者キャリアをスタート。
2005年に34歳でワトフォードのファーストチームの指揮官に就任すると、プレミアリーグ昇格に導く手腕を発揮。以降はコルチェスター・ユナイテッドやコヴェントリー・シティ、ノーサンプトン・タウンの指揮官を歴任し、2014年からはイングランドの世代別代表チームの指揮官に就任。2016年から2021年まではガレス・サウスゲイト監督の後任としてU-21イングランド代表を指揮した。その後、直近はインド・スーパーリーグのジャムシェードプルFCの監督も務めた。
2023年5月以降は監督業から遠ざかっていたブースロイド氏だが、今回リーグ監督協会(LMA)を通じて、主に運動機能に影響を及ぼす進行性神経疾患であるパーキンソン病を患っていることを明らかにした。
「2021年11月にパーキンソン病と診断されました」
「LMAの定期健康診断の後にこの知らせが来たのは私にとって大きなショックでした。何も問題ないと思っていたのですが、衝撃の事実が飛び込んできました」
「診断結果を伝える準備ができるまで時間がかかり、人々に完全にオープンにできないのはつらいことでした」
「個人的には、コーチングへの情熱と愛はこれまでと変わらず強く、パーキンソン病の進行を遅らせる鍵となる身体の健康維持に集中しており、人生の次の章を始める準備ができています」
「以前とは違った目で見られるかもしれないと心配だったので、人には話さないことにしました。それはつらいことでした。精神的には大変でしたが、元フットボーラーなので肉体的にはずっと楽でした。でも今は、こうしたことについてずっと話せるようになったと感じています」
今回のブースロイド氏の告白を受け、かつて在籍したクラブや教え子からはエールやサポートのメッセージがすでに多く届いている。