ウイン軍団が22年ぶりのJRA・GI制覇なるか。(株)ウインが所有するウイングレイテスト(牡8、美浦・畠山吉宏厩舎)が、高松宮記念(4歳上・GI・芝1200m)で初のGIタイトル獲得を狙う。 (株)ウインはコスモヴューファームの生産馬が…
ウイン軍団が22年ぶりのJRA・GI制覇なるか。(株)ウインが所有するウイングレイテスト(牡8、美浦・畠山吉宏厩舎)が、高松宮記念(4歳上・GI・芝1200m)で初のGIタイトル獲得を狙う。
(株)ウインはコスモヴューファームの生産馬が募集馬の中心となっているクラブ法人。これまでに19年のクイーンエリザベス2世Cと香港Cを制したウインブライト、22年の香港ヴァーズ覇者のウインマリリンなどの活躍馬を送り出してきた。JRAの重賞は14年から24年まで11年連続で勝利中。ただ、同じくGIとなると03年のNHKマイルCのウインクリューガーが最後となっている。
高松宮記念にはウイングレイテストが参戦する。23年のスワンSの覇者。その後は勝利こそないものの、昨年の函館スプリントSとアイビスSDが2着、そして前走のオーシャンSが3着だから、まだまだ衰えはない。典型的な先行脚質なので、前有利の展開ならチャンス大。11年のキンシャサノキセキ以来となる8歳馬の戴冠も夢ではない。
クラブにとって久々のビッグタイトル獲得となるか。多くの出資者を喜ばせる走りを期待しよう。