選抜高校野球大会は第9日の26日、阪神甲子園球場で準々決勝があり、春夏通じて初出場の浦和実(埼玉)は聖光学院(福島)に延長十回タイブレークの末に12―4で勝利し、準決勝に進んだ。 七回から救援し、4回無失点に抑えて勝利を呼び込んだ浦…

【浦和実-聖光学院】力投する浦和実の石戸颯汰投手=阪神甲子園球場で2025年3月26日、長澤凜太郎撮影

 選抜高校野球大会は第9日の26日、阪神甲子園球場で準々決勝があり、春夏通じて初出場の浦和実(埼玉)は聖光学院(福島)に延長十回タイブレークの末に12―4で勝利し、準決勝に進んだ。

 七回から救援し、4回無失点に抑えて勝利を呼び込んだ浦和実のエース左腕、石戸颯汰(そうた)投手の試合後の主なコメントは次の通り。

浦和実・石戸颯汰

 疲れはありましたが、先発の駒木根が頑張って投げてくれたので、少ないイニング数で済みました。今日は(同点で迎えた)九回裏の守りでプレッシャーを感じました。今大会で一番大きなプレッシャーでした。

 (今大会は3試合で計18回を無失点)無失点が続いていることは意識していません。

 今日は球が浮いていたことが修正できず、「なんで打たれないのかな」とも思いましたが、失点しなかったのは相手打者のタイミングが合っていないからだと思います。

 相手に「タイミングが合ってきた頃には試合が終わっていた」と思わせるのが理想の投球です。

 甲子園では初戦から緊張しませんでした。普段からいろいろな場面を想定して練習してきたからです。あと、自分の性格的な所も(緊張しない一因として)あると思います。

 明日は試合がないので、ストレッチを入念にしたいです。先発にはこだわっていません。投げる機会があれば、最少失点で切り抜けていきたいです。